この段階までに就職先が決まる人は、全体の半分程度かなって感じです。
意外と修習始まっても決まっていない人はたくさんいます。
この段階では、で書いた事務所以外の多数の著名な事務所が募集をかけてきます。
おおむね9月の半ばに合格発表があって、9月いっぱいまでエントリー募集する事務所が多いです。
この時期も割とドタバタしてスピード感があるので、合格後にいつまでも浮かれていられませんね。
この時期の採用がないとなると、次は修習開始後になりますが、
その時期に就活をするとやや負担になりますし、精神衛生上よろしくないですよね。
まぁでも、修習に行くと教官とか弁護修習先が色々と斡旋とかして面倒見てくれるので、
今の時代就職先がどうしても決まらないということは相当のレアケースだと思います。
ちなみに、この段階ではすでに、準大手は完全に締め切っていて応募すらさせてもらえない場合が多いですので、
準大手(新興系を除く)に行きたい方は、司法試験受験直後にホームページを確認して応募する必要がありますよ。
まぁでもこの時期募集の事務所は、少人数のところも多数あり、その競争倍率は有名なところほど高いです。
受かったらラッキーぐらいの気持ちでやりましょう。
また、弁護士は別の事務所への移転率が高いです。
特に1年目の弁護士が1年も経たないうちに別の事務所に移転するというケースは近年非常に増えています。
ネームバリューだけで決めて、何となく自分の雰囲気とあってないな、居づらいなと感じているなら、そこであなたは長続きしないかもしれません。
もう一度考え直した方がいいです。
抽象的な話になってしまいますが、自分が居心地がいいと思う事務所、なんとなく惹かれる事務所に行った方がいいかもしれません。
これは論理の世界ではなく、直感の世界です。
結局転職を繰り返してそういうところに行き着くことになろうかと思います。
そんなわけで、行きたいところがある場合にはこの時期もスピード感をもって就活に臨むべきですが、
そうでもないなら焦る必要はないです。
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