また、ソフトバンクは、海外のAI企業への投資に積極的に取り組んでおり、日本の企業への投資には消極的である。
それは、「日本のAI開発がかなり遅れているから」というのが現実にある。
AIブームというのは、実は今回が3回目で、第3次AIブームとも言われている。
1回目、2回目もあったものの、期待には応えられずにとん挫したというのが実際であった。
しかしながら、今回は、深層学習ができるようになり、つまり、ブレイクスルーを果たしたといっても過言ではない。
孫さんがこれだけ大規模に動いたということは、本当に第3次ブームによって革命が起きるかもしれない、そう私は感じた。
さて、このことは、法律業界においても同じことなのは間違いないと考えている。
しかしながら、ベテラン弁護士たちは、それをなかなか認めようとしない。
「我々の仕事はそんなに簡単ではない。」と。
しかしながら、テックの成長はいつも爆発的で、想像をはるかに超えてくる。
本当に危機感がないのか、それとも現実から目を背けようとしているのか。
しかしながら、このテックが開発された場合、真っ先に仕事がなくなるのは、企業法務分野である。
特に、事実の調査、精査に時間をかけてチャージを稼いでいる大手のやり方は危険に感じている。
また、これらが開発されると、かける時間が短くなり、企業側のコストへの要求がより厳しくなってくると予想される。
今まで通りの収益を、今まで通りのやり方で確保できるとは到底思えない。
この点も考慮しつつ、長期的に成長するであろう事務所を見て、しっかりと自分で考えて欲しい。
今は良いが10年後はやばいんじゃないか?という事務所はたくさんある。
独立を前提にしている人ならばそれでもよいが、そうでないなら自分の頭でしっかり考えて就活する必要があることを肝に銘じてほしい。
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