に関しては、あまり検討することすらない人も多いのではないでしょうか。
しかしながら、ボーダーレスに仕事をしていきたいと考えているのであれば、国内系ではなく、やはり外資系に行った方がよりダイナミックで直接的にそういった仕事に携わることができます。
有名なところで言えば、
ベーカー&マッケンジー(https://www.bakermckenzie.co.jp/)、ホワイト&ケース(https://www.whitecase.com/ja/law/asia-pacific/japan)
がありますね。
【給与】
外資ですからね。
4大よりも高いです。若いうちもそうですが、パートナーになったら、もっと高いです。
とにかく高いかと思われます。
【労働時間】
どうしても連絡を取る相手が海外にいる場合など多くなるため、不規則になりがちです。
労働時間がべらぼうに長いというわけではなく、労働時間、時間帯が読めないといった感じでしょうか。
ただまぁ、給料高いので長いですよ。
【業務内容】
大企業が高いフィーを支払って依頼するわけですから、規模のでかい企業法務案件が中心です。
また、5大ではなくなぜ外資に頼むのかといわれると、やはり英米系は外資の法律事務所が4大よりも強いということによります。
4大や5大がどこに海外支店を設けているのか見ればわかりますよね?
5大はアジアへの支店設立には積極的ですが、英米にはあまり設けません。
これは、英米では既に現地の法律事務所が覇権を握っていて、しかも規模も専門化も日本とは格が違うので、日本の法律事務所が入るスキはもはやほぼございません。
しかも、アメリカ系の企業との契約や交渉となると、英米系の法律をベースに行われることが多いので、それならばやはり外資系の法律事務所に依頼したほうが圧倒的に安全ですし、結果も出してくれます。
そんなわけで、外資系法律事務所では、大きい英語案件が業務内容になります。
【雰囲気】
実際に私が内部を見たわけではないので伝聞情報になってしまいますが、
やはり、フラットな雰囲気であるということ。また、日本人同士でも英語で会話するのが普通の場合もあるようです。
また、どうしても日本法を扱うことが相対的に少なくなってきてしまうようで、日本の弁護士としての土台作りとしてはやや不向きかなとは思います。
熾烈な競争があるという感じではないのかもしれませんが、そつなく結果を残す高い能力が必要になってくるようです。
【ビジネスモデル】
5大とあまり変わりはないかと思われますが、そこまでマンパワー重視の仕事ではないように見受けられます。
しかし、本拠地が海外にあって、日本のはあくまで支社的な扱いなので、裁量がやや狭くなってしまうというデメリットが、日本で働く場合には生じそうです。
全体的に給与もよく、かつ、労働時間もめちゃくちゃ長いというわけではないので、それだけ聞くと天国っぽいです。
しかしながら、外資系でやっていくためには、かなり高いレベルの英語能力が要求されます。
1年留学に行ってました、程度の英語力では歯が立ちません。
帰国子女だった人なんかは、いいんじゃないでしょうか。
もし帰国子女で、かつ、4大にも普通に採用をもらえるような人ならば、私個人的には是非外資に行ってがっぽり稼ぐべきなのかなと思います。
基本的には能力主義的な発想があるのでそういうのが好きな人はとても良いと思います!
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